Adobe Photoshop LightRoom3

デジタル一眼で撮ってきた写真のRAWデータをあーでもないこーでもないと、捏ねくり回して快適に楽しめるようにと予算を大幅にオーバーして新調したmac book pro。ところが当初の期待を裏切って機敏な反応を返してくれません。おかしい。どうやらPentax K-7に付属していたRAW現像ソフトPentax digital camera utilityのmac版が原因か。デジタル一眼を購入してから何も疑問を持たずに使い始めて慣れ親しんでいたソフトだけに他のRAW現像ソフトを導入するのも不安に感じましたが、RAW現像ソフトの中でもユーザーの評価が良さそうだったAdobe Photoshop LightRoom3を思い切って購入をしてみました。まだまだ使いこなすには程遠いですがまずはファーストインプレッション。

■ライブラリモードでの読み込み
まず閲覧・加工したいデータフォルダを指定して読み込みを行わないとスタートできませんが、取り込むのは云うほど苦になるレベルでは無いです。その後の写真プレビューを次々と切り替えていく際の表示スピードはなかなか素早くストレスを感じることなく使えそうです。RAWデータ無しのJPGのみのフォルダだとさらにスムーズにサクサクと閲覧できます。

■クイックコレクションボタンが便利
少しでも気になる光景があったら枚数を気にせずシャッターを切りまくる、ってデジタル一眼ならではの楽しみかた。その何十枚にものぼる候補の中から納得できる写真のRAWデータのみを時間をかけていじっていきます。そこで便利なのがこのクイックコレクション機能。簡単にいうと写真のサムネイルの中に設置されている目印をつけるためのボタン。パラパラと取り溜めた写真の閲覧をすすめつつ、よく撮れてるなって思う写真のボタンをクリックして目印をつけてまた閲覧。最後まで観終わったあとに印をつけた写真だけを表示させるようにフィルタをかけてレタッチをすることができます。

■使用前使用後のプレビュー閲覧
画面上に2つの写真を配して現像をすすめることができます。片方には撮影したままの加工前の写真。もう一方に今まさに加工をしている写真。行った操作での変化を逐一確認しながら加工ができるので便利。

■ノイズ補正
K-7は高感度での撮影が得意とはいえない機種なので、この機能はうれしいかも。

■プレビュー画面
ノートPCの15インチモニターでも全く不便に感じないほど大きなプレビュー領域を確保しています。サムネイルの中にボタンやアイコンを配したり、利用しない際にメニュー欄を隠すようになっていたりとインターフェイスも考えられています。

と今のところかなりポジティブな印象をもって使い始めることができました。週末に撮影した桜の写真の加工にガシガシとつかってみようと思います。